『ウォッチメン』 アメコミ映画ってすごい
ウォッチメン スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- 発売日: 2009/09/11
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かつて、“ウォッチメン”と呼ばれる者たちがいた。彼らは<監視者>となって世界の重大事件に関わり、人々を見守り続けてきた。だが1977年、政府の施行したキーン条例によりその活動を禁止され、ある者は一線を退き、ある者は密かに活動を続けていくことに。1985年、未だニクソン大統領が権力を振るい、ソ連との核戦争に陥りかねない緊張状態にあるアメリカ。10月、ニューヨークの高層マンションからエドワード・ブレイクという名の男が突き落とされ、無惨に殺された。そして、そのそばには血の付いたスマイルバッジが。スマイルバッジは、かつてブレイクがスーパーヒーロー“コメディアン”として活躍していたときのトレードマークだった。現場に現われた“顔のない男”ロールシャッハは、事件の背後に陰謀の臭いを嗅ぎとり、すぐさま“ウォッチメン”と呼ばれたかつての仲間たちの周辺を独自に調べ始めるのだったが…。
allcinemaより
なんて暗い映画だ。ダークナイトといい、もう子供向けではない。ヒーローを現実的にとらえたらどんな存在になるのか、そういった視点を持ち込んだらここまで残酷になるとは。後半の展開までは設定も含め分からないことだらけで、ついていくだけでかなり苦しいし、エンターテイメントとしてはダークナイトにはまるで及ばないので観るのをやめようかとも思ったけど、後半でなんとか持ち直して最後には観て良かったと思わせてくれました。ただ日本人にはまったくウケない気がする。最初はよくわからない奴だったが、ロールシャッハがかっこいい。最後の方の話には少しコードギアスを思い出した。正義だとか正しいだとか、そんなものって……。300(スリーハンドレッド)を作った監督らしいですが、アレも日本人にはウケない映画だろうなって思ったのでなるほど納得。