『アイアンマン』 ジョン・ファヴロー監督

 米国政府と契約を結ぶ巨大軍事企業スターク・インダストリーズの社長で、発明家としての顔も持つトニー・スターク。彼はある日、自社新型兵器のデモ実験に参加するためアフガニスタンへ赴き、みごと実験を成功させる。だがその直後、テロリスト集団の襲撃に遭い、胸に深い傷を負ったまま囚われの身となってしまう。さらに、一味のために最強兵器の開発を強制されるトニー。しかし、彼は一味の目を盗んで飛行可能なパワードスーツを開発、それを身につけ、敵の隙をみて脱出し生還を果たす。そして、この一件で自社兵器がテロ組織に利用されているのを目の当たりにし、ショックを受けたトニーは会社として武器製造を中止する一方、テロ撲滅を誓い、秘かにパワードスーツの改良に着手。こうして試行錯誤の末、驚異の攻防力と飛行性能を兼ね備えたパワードスーツ=“アイアンマン”を完成させる。
allcinemaより

好きです。この手の(ロボットとか)が好きな人ならきっと気に入ると思う作品です。秘書がすごくいいよね。物語の最初の方でまずプロトタイプのロボットを作るわけですが、その時点では無駄に現実味のあるパワードスーツだなぁと思っていたら、中盤で新しいパワードスーツを作り始めて、それがなんともカッコいい。映画らしい、超技術に溢れた現実感薄い、でもカッコいいみたいなスーツでした。ただ最後の勝負が互いの性能をフルに生かした戦闘ではなくて、よりによって主人公の側が万全でない状態で戦う結界になったので少し残念でした。この手の映画はとにかく派手に戦うのが使命だと思うんですけどね。