『アイアンマン2』 ジョン・ファヴロー監督

 “アイアンマン”であることを自ら公表し、世間を騒然とさせたトニー・スターク。彼の勝手なヒーロー行為は国家問題にまで発展し、パワード・スーツ没収を命じられるハメに。一方、そんなトニーの報道を憎悪の目で見つめる男。彼はトニーに対し、ある恨みを募らせていた。そして、一撃で金属を真っ二つにできる武器を自在に操る“ウィップラッシュ”へと変身、積年の恨みを晴らすべく、ついにトニーの前へ姿を現わす。また、トニーの新しい秘書としてやって来た美女はレザースーツに身を包んだ“ブラック・ウィドー”という裏の顔を持ち、ライバルの武器商人ジャスティン・ハマーは謎の軍団を組織し暗躍し始めていた。さらに、パワード・スーツのエネルギー源となる胸に埋め込んだリアクターの悪影響を受け、自ずと身体を苦しめるトニー。それでも彼はパワード・スーツの進化に身を注ぎ、究極の戦いに挑むのだが…。
allcinemaより

レイトショーで観てきました。相変わらずデジタルガジェット好きにはたまらない映画でした。やっぱりあのトニーのお家のシステムは超カッコいいよね。監督は前回と同じジョン・ファヴロー監督。前回も感じたことですが、すごくいいんだけど、あと少し!!と思わせるような出来でしたね。前回同様、戦闘シーンはもっと全開でフルパワーで戦えるシュチュエーションを用意しろよと言いたくなります。スーツ装着はよりカッコよかったけど、敵の武器が微妙、アイアンマンの動きを制限するから、個人的にスピィーディーな戦闘が大好きな人なのでちょっと物足りなさははありました。アイアンマンの新武器はカッコよかったですね。なんだかんだで最後は中佐と共闘するわけですが、「相棒はいらない」のトニーの最初のセリフ同様、相棒はいりません。ヒーローは一人で圧倒的な強さで戦うからヒーローなんであって二人ではないんだと勝手に思ってました。まぁ世の中、そんなのだけがヒーローなわけではもちろんありません。トニーの父親の言葉でトニーが自信を取り戻すあたりはベタベタの展開なわけですがすごく大好きです。彼は自己に確信を持って生きているわけで、ナルシストなトニーがその確信を再び取り戻すのはヒーロー復活のベタ展開です。

あとはIMAXで観たかったなぁ。

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