『GANTZ』 奥 浩哉 カタストロフィを描く

GANTZ 28 (ヤングジャンプコミックス)
相変わらず面白いですね。ここ最近まで読んでいなかったんですがようやく最新巻まで読みました。こういったカタストロフィを描くにはたとえマンガであっても相当なコストが必要なんですが、そこら辺の描写に一切の手抜きを感じるどころか本気で描かれているのが伝わります。この絵のレベルで、背景のCGも含め最高レベルで描かれているといってもいいです。こういったのが読めるのは実に幸せです。ストーリー自体は割とシンプルというかここまできたらもう終わりに向かっていくだけという感じです。世界が終わる絶望感にあふれる中での人類を存亡を賭けた戦いの物語ってのはやっぱり魅力的ですよねー。