『劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜 』 河森正治監督


※ネタバレ全開です

いや、ホントすみませんでしたって感じでした。思っていたより全然良かったのでびっくりです。相変わらず、ライブシーンはさすがのクオリティで、前回のシェリルのライブの気合いの入りようと同じで、ランカのも素晴らしかった。正直前回の映画はあんまり覚えてないし(TVシリーズより、ストレートな展開でシンプルになってて良かったなーくらいの記憶)、TVシリーズの後半もあんまり覚えてない感じだったので、細かな展開の差異に対しては良くわかりません。ただTVシリーズで残念だなーと思っていたところ(たしかね…)がところどころ改善されていて、その辺が良かった。シェリルが船の外へ吹き飛ばされたシーンでは本当に死んだかと焦りました(笑) でも何よりも良かったのは、アルトがきちんとランカの告白に対してきちんと返事をした上で、シェリルに「愛してる」と言ったところです。正直、今回もあいまいな感じで終わらすのかなーと思っていたので良い意味で裏切られました。やっぱり最後の最後で誰かをきちんと選択ができる主人公はカッコいい。シェリルファンとしてもシェリルを選んでくれて「アルト、お前最高だよ」ってならざるを得ない(笑)。もちろん物語的にランカではなくシェリルの方が強いよね?ってなるように過去の伏線があったという設定になっているので、なるほどと満足できました。