『MUV-LUV ALTERNATIVE INTEGRAL WORKS』

買ってしまった。だってこんなに設定を用意してる作品もないですよね。ここまで深く設定ある作品の設定資料なんて買うしかないじゃないですか。オルタの欠点とも言えなくもない、あの長い説明台詞は、たぶんダメだという人もいるとは思います。でもむしろあそこまで丁寧に説明してくれるなんて最高じゃないかって思ってしまうタイプの人間です。

たまらないです。ミリオタではないので、戦闘機や戦車に関する知識は大してないものの、名前が現実の戦闘機から来ていることくらいは分かっていたので、結構戦術機の開発の歴史とかは読んでいて楽しい。


いやー設定資料集ってもやつを嘗めていました。この手のはそこまで買ったことがあるわけではないので比較するのは難しいところですが、値段は別にして、ここまで設定資料集として満足のいく出来のものはなかったです。


なんというか気分としては設定資料集を買ったつもりが、何かの教科書でも買ってしまったのかという感じ(笑)

これは単なる設定本ではない

『オルタ世界の事実』を記録した歴史書である

http://www.techgian.jp/official/te/mook02.html

というのは「ホントその通りでした」という他ない。


下の写真のように「BETAの戦術とは」とか光線級の射程範囲についてや武器に関する記述が細かい。

Amazonでのレビューを見る限り、誤字脱字が多いとのことですが、一応第3版なだけあってそこまで目に余るほどの誤字はありませんでした。といってもまだ軽く一部を読んだ程度に過ぎませんが…。しかしながら第三版になってもまだ誤字らしきものは確認できますし、フォントミス?のようなものもありました。ただこの設定資料集にそこまで、文句をつけるほど不満があるわけでもないです。むしろ、よくここまでやったという感じです。



インタビューなんかも結構充実していて、オルタ発売に関する話なんかは、発売してからだいぶ経ってから購入した人としてはいろいろ面白かった。