『デイブレイカー』 マイケル・スピエリッグ監督

デイブレイカー [Blu-ray]

　2019年。普通の人間がヴァンパイアへと変貌してしまう謎のウイルスの蔓延によって95％もの人間がヴァンパイアとなり、いまや世界は彼らが市民生活を送るための社会システムに取って代わっていた。また人間たちは捕獲され、血液供給源として管理・飼育されている。そんなヴァンパイア社会では、人類の減少による食糧問題が深刻化していた。巨大製薬企業“ブロムリー＝マークス社”で代用血液の研究開発に従事するエドワード。人類に同情的な彼は、ある夜、ヴァンパイアに追われる人間たちと遭遇、とっさに彼らの逃亡を手助けする。こでがきっかけで人間のレジスタンス組織の信頼を得たエドワードは、やがてコーマックという謎の男と引き合わされる。そして彼から、驚くべき事実を聞かされるエドワードだったが…。
映画 デイブレイカー - allcinema

エゲツない(笑)食事前には観たくない映画ですね。ワインなんてもっての外。ヴァンパイアがマジョリティとなった世界ってのは割と面白い設定ですが、ぶっちゃけそれ以外にはあんまり面白くはなかったです。最後の解決方法は「おーこれなら万事オッケーだね！」ってなるけど、なんて残念な解決方法なんだって思います(笑)

たださーヴァンパイアは頭が悪くなってしまうのか、人間の血が不足する自体ってのもアレな話だよねー。それくらいきちんと計画立てて人類を管理しろよって思ってしまう。一番大事な食料のことを真剣に考えているとは思えない。まぁ描写見る限りじゃ、人間よりも動物的な感じは否めないので、そこら辺微妙です。鏡に映らないなど、ヴァンパイアらしい設定はあるけれど、結局、死なないことが人間との差なのかな？メリットとして一番大事ではあるんだけれど、人類よりも上の存在とはとてもじゃないけど言えないよね。メリット＆デメリット考えると人間と大差ない。そんなんで人類よりも進化した存在として名乗られても困る。