『X-MEN: FIRST CLASS 』 マシュー・ヴォーン監督

ソ連との冷戦が続く1960年代のアメリカ。後にプロフェッサーXと呼ばれ、X-MENを設立する青年チャールズ・エグゼビアは、強力なテレパシー能力を持つミュータント。彼は、自分と同じように超人的な能力を持つ者が次々と出現していることに気づく。そんな中、幼い頃に母親と引き裂かれた悲しい過去を持つエリック・レーンシャーと出会う。彼もまた磁力を操り、金属を意のままに動かすことができるミュータントだった。ミュータントたちを結集し、その能力を人類のために使い、平和を築きたいと考えるチャールズは、エリックに協力を依頼する。次第に友情を育んでいくチャールズとエリック。そんな2人の前に、ミュータント集団“ヘルファイヤークラブ”を利用して世界征服を企む男セバスチャンが立ちはだかる。しかもセバスチャンは、エリックにとっては母親の仇でもあった。やがて、チャールズとともに若きミュータントたちを率いてヘルファイヤークラブに戦いを挑むエリックだったが…。
映画 X-MEN:ファースト・ジェネレーション - allcinema

他のX-MENシリーズは何にも興味がわかなかったのですが、チャールズがX-MENを創設するこのお話は割と好きでした。


設定を良く分かってないので、チャールズの動機やなんかは分からないですけど、ここまでカッコいいと惚れ惚れしてしまいます。彼自身は見た目にはミュータントではないからこそ、人類に差別されることはほとんどなく生きてきたでしょう。だからこそ他のミュータントの苦悩は完全には分からないし、人類に対して憎しみはなく、人類との共存を目指せる。無駄に完璧善人なところが好きでもあり、嫌いでもあるなんとも言えないキャラクターです。