『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』 フィリダ・ロイド監督
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ストーリーの主軸としては晩年認知症となった彼女が現役時代を思い出す話であり、当時では珍しかった女性議員として活躍する苦悩を描いている。彼女は男は何もできない、だから私が実行するというような意思の強さを常に主張していた。彼女は常に自分の意思の強さを武器に戦ってきているが、政治家としてどうだったのだろう…。少なくともフォークランド紛争での勝利によって一気に支持率上昇といった形で好転してはいるけれどね。終盤では彼女は最終的にのせられて首相になったにも関わらず最終的には裏切られる。それを非常に悔しく思うシーンがあったりするけど、部下の人心掌握もできないで政治家やってる方がどうかと思う笑。
まぁ国を率いるのは非常に過酷だし、その時点では完璧に予測できない事柄についても決断し続けなければならないってのは人を壊していくよね。常に準備不足な状態で、最善の選択をしなければならない緊張状態を求められるってのはね…。本当にまともな人間でいるのは不可能だよなーと思う。普通のただの人としては笑。