『HK 変態仮面』 福田雄一監督


愛子ちゃん、どうか俺の戦う姿を見ないでほしい。
映画『HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス』オフィシャルサイト 2016年5月14日(土)ROADSHOW 世界からパンティが消える。正義が消える。

この前に見たTEDっていう映画と同じ下ネタありきのコメディ映画です。

もうセリフ回しから言って、映画全体がギャグとなっている作品かもしれません。小学生レベルの下ネタではあるけれど、中々に酷くてPG12指定になっているのも仕方がない笑。パンツをかぶった時だけ潜在的な力を発揮できるヒーローというのも悪くないですね!ヒロインのパンツとか!ストパンとか関係なしに、日本人はパンツ無しでは何も語れない。

パンツのフィット感をやたら語る主人公でしたけど、実際、偽変態仮面のフィットしていない感じは気になってしまう。そもそも偽変態仮面役の安田さんは大好きな「水曜どうでしょう」にたまに出ていたあの安田さんじゃないですか。もうかなり驚きました。


映画としては物凄く低予算らしく、CGのクオリティはここ数年観た映画の中でもワーストクラスの出来でした。これが重要ではないものの、最後にあえてCGを使った敵を出したのは戦隊モノとかの影響というか流れがあるからなのでしょうか?まぁそんなことは気にならない面白さです。ヒロインの愛子ちゃんも可愛かったし。ただ衝撃だったのはWikipediaを読んでみると、原作では愛子ちゃんとは別の女の子と結婚するという展開になっているらしく、わりと気になりました。


感想としては、思っていたより酷かった(良い意味で)ということに尽きます。