設定自体は、よくあるタイムリープものです。
自分の家系に伝わるタイムリープ能力を父親から知った日から、主人公は自分の好きな女の子と出会うために使っていくという話。
最後には1日の大切さ、生きる喜びをきちんと体感していくという普遍的なテーマに落ち着くんですが、そこまでの流れがとても好きです。普通に恋愛をして、結婚をして、子供が生まれてと青年から大人へ、そして親へという最後に父親の話に戻ってくるのがとてもいい。別にありふれた、特段珍しいところは何もないけど、キャストも好きだし、丁寧な作りで好みでした。