『機動戦士ガンダムUC 2』古橋一浩監督

機動戦士ガンダムUC(ユニコーン) [Mobile Suit Gundam UC] 2 [Blu-ray]
うん、やっぱ戦闘シーンがいいよね。動いててカッコいい!!と思えれば現実味だとかそんなものにこだわりはないので、満足です。デブリの中をシナンジュが駆け巡るのは超カッコいい。宇宙の中を駆け巡る感じっていうのがどこかダブルオーとかにはなかった。ようやく理解したけれど、ガンダム=MSということではなかったんですね。MSの中でも特別性能が高い種類の機体がガンダムとよばれるMSということでいいのかな。まぁダブルオーでもガンダムは特殊な扱いであったので、UCでもそれは変わらないんだということですね。

ストーリーは正直これだけだと、微妙に理解しずらい。これについていた一巻のダイジェストを観ていても結構見落としていた?もしくは説明されていなかった?情報もいくつかあったので、やっぱり原作既読者向けであることには変わりないです。スペースノイドと呼ばれる宇宙移民した人々と地球に住む人々との対立という構図というのは分かった。やっぱり過去の作品を観るべきかな。時間があるときに観よう。


こうしてUCを観た後ならばなぜ『劇場版 機動戦士ガンダムOO ―A wakening of the Trailblazer― 』が宇宙世紀ガンダムが好きな人に嫌われるのかも分かる。ガンダムの系統としては地球外生命体出てくるのはダメだろうというのはすごく分かります。でもダブルオーはダブルオーでそんな悪い作品ではないと思うんですけどね。映画の来るべき対話をメインに据えた話として全体を構成してくれていればすごく気に入った作品ではありました。