『涼宮ハルヒの消失』 石原立也監督
- 出版社/メーカー: 角川映画
- 発売日: 2010/12/18
- メディア: Blu-ray
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クリスマスを間近に控えたある日。いつものように登校したキョンは、後ろの席にいるはずのハルヒの不在に気づく。戸惑うキョンをさらに驚かせたのが、彼を殺そうとして長門に消滅させられたはずの委員長・朝倉の姿だったのだが…。
映画 アニメ 涼宮ハルヒの消失 - allcinema
思ったより良かった。一応原作で読んだこともあって、映画をやっていたときも少しは観に行こうかなって思っていたものの、原作読んでからだいぶたっていてそんなに良かったっけアレ?という印象くらいにしか残っていなかったのもあって観に行きませんでした。163分とここまで贅沢に尺を使った劇場アニメもそうそうないでしょう。もちろん派手なシーンはあまりないからこそ出来る尺の長さですけどね。アニメとしての良さは?と問われるとうーんってしままう。
「涼宮ハルヒがある日突然いなくなったら」というタイトルどうりなお話。キョンはハルヒのいない世界で何を思うのか。普段の自分は何を言っていたのか。日常や非日常なんてそんなものはあったのか。キョンがひたすらに自分が日常を楽しんでいたかを再認識するただそれだけの話ですけど、結構良かった。ハルヒのいない世界でキョンが追い込まれていく様はもう辛い。この世界に自分以外に前の世界を知る人なんていないのだから、より一層辛い。絶対に忘れられるはずなんてないハルヒの名前を誰も覚えてないなんて。ようやくキョンがデレた話です。これを観ると久々にハルヒシリーズを読みたくもなってきました。今度こそ出るはずの「涼宮ハルヒの驚愕」が素直に楽しみになりました。