『花咲くいろは』 1話 「十六歳、春、まだつぼみ」
- 作者: P.A.WORKS,千田衛人
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2011/03/22
- メディア: コミック
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一話を見ただけで感想を書こうなんて思うとは思いもよらなかった。期待してはいたけど、期待以上って感じでした。二回も観たしね。全話観て、ちょこっと感想書くかなってのが基本スタイルであるのに、こう何か書きたいって思うのもなかなかない。
べた褒めな感は否めないけどまぁ好きな作品であるこは間違いないのでこんな感じにはなります。
話としては別に珍しくもない。たぶんまさに昼ドラって感じの話。アニメとしてはあんまりないタイプというか、ここ最近ではホント珍しい気がする。親があんなにダメなタイプもなかなかない。アニメとしてはあまりないから、珍しいから、面白いと感じてしまうのか、ストーリーが良いかのかはまだなんとも言えないです。でも大好きです、この作品。ドラマティックな日常ってのは、あんまり現実味のある話だからこそアニメではわざわざやるような話ではないかもしれない。それこそさっき書いたように実写でやればいいじゃんってことにも。でも個人的にはアリです。
すごく感情移入しやすいですからね。よくも悪くも、現実的な話だから、ある意味、たぶん途中の回から観たとしてもそれなりに想像である程度までは補完できてしまうので難なく観ることができるはず。
あんな親の元で育った女の子のわりに、意外と甘いのはちょっと変な印象はあるけど、ドラマティックな非日常を求めるところを見ればなるほど納得。現実的な面も持ちつつそこまでスレてない。彼がバイトをしているってのも対比として良かったかな。
気になるのは前半に出てきたその彼が今後どういった行動を取るのか。正直彼が今後出てこないと、個人的にはつまらない。これからどうなるのかは分かりませんけど、最後に彼がストーリーの本道にきちんと絡んで来る展開ならばそれでもう満足です。彼がきちんと舞台に立ってくれるなら、それで。
これってたぶん1クールだよね。Iクールでもやれない話ではないけど、2クールだったらそれはそれで面白そうなんだけど、さすがにないか。でもちょっとググったら全26話っぽいんだよね。そうならすごく楽しみだ。