『小説家を見つけたら』 ガス・ヴァン・サント監督

小説家を見つけたら [DVD]

ニューヨーク・ブロンクス。16歳の少年ジャマールは、ある日、バスケ仲間にそそのかされて忍び込んだ謎の老人の部屋にリュックを置き忘れてしまう。中には彼が秘密にしていた自分の創作ノートが入ってた。やがて、彼のもとに戻ってきたリュックの中のノートには赤字で老人の批評がびっしりと書かれていた……。
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うーん。まぁ悪くない。文章を書くという行為に関してはいろいろ考えさせられるなーと思った。第一稿は思いのままにハートで書け、そして第二稿で推敲しろってのはなかなか面白い。老人なものだから手書き派かなーと思ったら、そんなことはなくってタイプライターで書いていた。むしろ主人公の方が手書きで書こうとしていたくらいだし。まぁそもそも小説家がどんな環境で文章を書いているのかなんて知りませんけど、とにかくタイプしろっていうのは面白い。深く悩まず、考えず文章を書く。そういった感じで文章を書く、というかそもそもそんな文章を書こうとすることもあまりないですしね。そもそも自分で何か書くとしたら、まずSFになるでしょうし(笑)　ストーリーとしてはそこまでぐっとくる話でもなかった。黒人が多く出てくる映画は見たことがなかったのでそういった意味では興味深かった。