『運命のボタン』 リチャード・ケリー監督

1976年12月16日、朝5時45分、ヴァージニア州郊外に暮らすルイス夫妻宅の玄関のベルが鳴る。しかし、妻のノーマが出ると、そこには誰もおらず、ひとつの四角い箱が置かれているだけだった。そして、夫のアーサーがその箱を開けると、中には赤いボタンが付いた奇妙な木製の装置が入っていた。午後5時、夫妻宅にアーリントン・スチュワードと名乗る男が訪ねてくる。男は夫妻に、赤いボタンを押せば2つのことが起きると告げる。第1にどこかで見知らぬ誰かが死に、第2に現金100万ドルが夫妻のものとなる。決断の期限は24時間。経済的に追いつめられていた2人は、やがて葛藤の末に、ついにボタンを押してしまうのだったが…。
映画 運命のボタン - allcinema

「このボタンを押せば、あなたの知らない誰かが死にます、そして100万ドルが手に入ります」 このフレーズの話ってそんなに珍しいものでもないよね。どこかで聞いたことがあるようなストーリー。たぶん、こうだろうなって多少の予想をしつつ観ていたわけですが、予想は微妙にハズレました。大きく裏切られたというよりは、そっちで来るかって感じ(笑)


結局のところ、「あなたはボタンを押しますか?」って一点につきる話だと思う。多少、どんな展開になろうがそれは変わらない。この後半の展開に関しては観る人の趣味で結構好き嫌いが分かれそうな映画ですけど、そこまで重要なポイントでもありません。


でもその辺も含めてまぁ割と好きですねこれ。