『涼宮ハルヒの驚愕』

涼宮ハルヒの驚愕（後） (角川スニーカー文庫 た 1-1-11)

なんだかんだで涼宮ハルヒの憂鬱は好きだったので、他の巻もなんとなくで読んでいました。一番好きな、佐々木さんが出てくる分裂の続編が出ないまま、皆が待っていた驚愕。期待してしまうくらいに、待たせてしまったののは仕方がない。でもまぁ好きです。現状の再確認の話なわけです。佐々木さんにあんな台詞を言わせてしまうキョンってなんだよって思わなくもないけど、そりゃハルヒが好きな人なわけだから、佐々木さんが気に入るのも…みたいな。いろいろな伏線を張っている割に意外とこの間でも大して回収しないどころか、伏線が増える始末。これ以降の巻はさっさと刊行してくれないといつまでも終わらないよ。なんだかんだで最終巻がはやく読みたいなと思う作品。割と、終わらないで欲しいなという作品ではなく、終わりがみたい作品。