『とある飛空士への追憶』 犬村小六

とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫)

とある飛空士への追憶 (ガガガ文庫)

こういう設定とか、展開はありがちだけれども、これこそが読みたかった物語でした。なぜ、この巻以降のシリーズはタイトルが変わっているのだろうかと思いましたが、この巻のみで完結している話だったわけですね。それも見事なまでに奇麗に終わっているので、逆にだらだら話を続けない方が、物語として美しいのかもしれません。敵の国はどう見ても日本帝国にしか思えませんね。そして、敵の機体はゼロ戦としか思えない設定。世界観そのものはこの話ではまだよくわからない。映画化されるらしいですが、これは観に行こうと思います。映画でこそ映えるストーリーです。とても好きです。


ライトノベルもこういうのが読みたいなと思わせてくれる作品でした。



もう予告もあるし、結構公開日近いですね。ただ、映像で見ると、なおさら萌え要素あんまりないなって思った笑。いや可愛いんだけども。