『アイ・アム・ナンバー4』 D・J・カルーソー監督

超人的な能力を持つ9人の若者たち。何者かに狙われ続ける彼らは世界中に散らばり、正体を隠してひっそりと生きていた。しかし、すでに3人の命が奪われてしまった。しかも、ナンバー1から3まで順番に。その時、ナンバー4はジョン・スミスと名乗り、オハイオ州の田舎町にいた。次は自分の番だと覚悟しながらも、転校した高校で若者らしい日常を送るジョン。やがて彼は、サラという女の子と出会い、恋に落ちる。時を同じく、彼の身体の中に眠る特殊な能力が覚醒を始める。そんな中、ついにジョンにも恐るべき暗殺者の魔の手が迫る。しかしジョンは、逃亡ではなく、戦う道を選ぶのだった。
映画 アイ・アム・ナンバー4 - allcinema

個人的には割とダメな作品だと思いつつ、ちょっと好きです。

もう説明するまでもないくらい、ストーリーは単純かつ明快、そして何一つひねりはないです。宇宙人はいるんだ、と親の代からのサイエンスオタクが出てくるのも、またよくある感じ(笑) 「俺の手が…!!」っていう楽しいくらいに超能力設定は素晴らしいです。私たちの恋愛は永遠だ、一人を愛するというのがあったりして、また君のもとへいつか戻ってくる的な話はなんだかんだいって好みなのです。敵さんのエイリアンは悪役でっせと言わんばかりの楽しそうなやつらです。そんなつまらん宇宙人は興味がない(笑)

ただねー9人も設定しているのに全員が登場できないのは尺的にも、企画として劇場版は間違った判断なのでは…?と思ってしまう。