『水曜日のエミリア』 ドン・ルース監督
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- 発売日: 2011/11/02
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ニューヨークで新人弁護士として働くエミリアは事務所の上司ジャックと恋に落ちる。妻子のいるジャックだったが、やがてエミリアは彼の子どもを妊娠、ジャックの離婚によって晴れて結婚にこぎ着け、幸せを手にしたかに思われた。しかし、幸せの象徴だった赤ちゃんは、生まれてわずか3日で突然死してしまう。悲しみに暮れるエミリアは、前妻との間を行き来するジャックの連れ子ウィリアムとも上手く関係を結べず、次第に追い詰められていく。
映画 水曜日のエミリア - allcinema
主人公の女性は、バツイチの夫と暮らし、その連れ子との関係が上手く行かず、また自分の娘が生後3日でこの世を去ったことから立ち直れずにいるというかなり複雑な設定です。
結局のところ「自分のせいで死んだのだ」という罪の意識から逃れられずに、他のことも上手くいかないという負の連鎖に捉われているのが問題なわけですが、分かるけど、どうしようもない苦しみなのも理解できるけど、あの子供を愛してやらなければならないということには変わりはないし、罪の意識が全てをダメにしてしまう彼女には感情移入はしきれなかった。