『007 スカイフォール』 サム・メンデス監督
趣味の問題かもしれないけど、結局カジノ・ロワイヤルが一番好きだったかなー。
このシリーズを通して眺めていたのはスパイに必須な最新ガジェット群の変遷ですね。配給の関係でSONY製品に溢れている故だとは思いますが、スカイフォールはVAIOくらいしか登場しなかったのは残念。まぁ最近は尖った面白いデバイスはあまりないので仕方がないですね。ただ多少ぶっ飛んでいても面白いガジェットを登場させてくれないとこの作品ではもったいない。今回は指紋認証の銃と発信器だなんて、古くさいモノだけでした。
ただ前作でも感じた、古い作品設定が現代社会にはもう時代遅れ過ぎてかなり厳しいっていうのは変わらない。それを意識して、最後のシーンでは完全に現代機器の入り込む隙もない、ボンドの生家を舞台に戦うのは良かった。