『9<ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜』 シェーン・アッカー監督

9<ナイン>~9番目の奇妙な人形~ コレクターズ・エディション [Blu-ray]

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古びた研究室の片隅、麻布を縫い合わせて作られた奇妙な人形が目を覚ます。その腹部には大きなジッパー、背中には数字の“9”が描かれていた。ところが、彼は自分が誰でどこにいるのかも把握出来ない上、外に出てみるとそこは一面廃墟という有様。すると、そんな彼の前に、背中に“2”と描かれた人形が現われる。そして、彼は9の壊れていた発声装置を修理し、我々は仲間だと語りかけるのだった。だがそのさなか、巨大な機械獣が出現、2がさらわれてしまう。一方、他のナンバーをつけた人形たち、リーダーの“1”、人のいい職人の“5”、風変わりな芸術家“6”、腕力自慢の“8”に気を失っていたところを助けられる9。しかし、みんなで2の救出に行こう、という9の提案は1に却下されてしまう。それでも諦めきれない9は5を誘い、2を救出すべく機械獣たちの住み処を目指す。
映画 アニメ 9<ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜 - allcinema

ストーリーはいたってシンプル。人類の滅びた世界である日目覚めた人形が、僕は誰で何のために生まれたのかを探す物語。ほとんど目新しいものはない、古典的ストーリーなわけですが、そこまで出来のいい話でもない。予告編においてストーリーの全てが分かると言っても過言ではないくらい分かりやすく、そして古典的。本当に他に観るべきポイントが見当たらないので、あまり面白くはなかった。