『世界侵略:ロサンゼルス決戦』 ジョナサン・リーベスマン監督

ある日、大量の隕石が地球に降り注ぐ。しかしそれは単なる隕石ではなかった。数時間後、世界中の都市は未知の敵による大規模かつ容赦のない攻撃によって次々と陥落していく。そしてロサンゼルスも、もはや壊滅寸前に。そんな中、ロサンゼルス西警察署に逃げ遅れた民間人5人が取り残されていた。彼らを救出すべく、退役間近のベテラン兵士ナンツ軍曹をはじめ10人からなる海兵隊2-5小隊が、瓦礫の山と化した市街地へと進入していくのだが…。
映画 世界侵略:ロサンゼルス決戦 - allcinema

いわゆるエイリアンの地球侵略ものでありながら、ひたすら局地戦、全体像はほとんど見せず、海兵隊の人たちの視点のみの映画であります。リアルな戦争ものとエイリアンものを上手く両立しようとした映画らしく、まぁその辺りについては上手く言っていると思います。ただ、他のエイリアンものとしての違いを示すなら、司令部を落として、即終了というのは王道的ではありますが、他と何ら変わらない。エイリアンもきちんとした彼らの軍事的行動規範に乗っ取っているならこそ、もっとその辺を見せて欲しいです。そして相変わらず、アメリカ軍は仲間を見捨てないをやってのける、アメリカ軍最高!な映画なら、世界最強らしく空軍戦力もみたいよね。


戦闘機などの空軍戦力が無人機のくせに、歩兵は普通に自らやってのけるエイリアンさんはカッケーと言わざるを得ないです。まるでアメリカ軍の今と変わらないじゃん。技術力に圧倒的な差がない。まぁでないと歩兵でも倒せる敵にはならないけどさ。実際の問題としてはどうなのかはさっぱりなので、感覚で語っているに過ぎないですし、そこら辺勉強したくもある。


まぁただこの映画を喜ぶ層は少ないだろうね。