攻殻機動隊ARISEかぁ

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第4の『攻殻』－－『攻殻機動隊ARISE』は各話50分の全4話構成、第1話は6月22日劇場公開！【PV＆情報追加】 - ファミ通.com
ついに製作発表会が行われましたねー。

攻殻機動隊シリーズもGHOST IN THE SHELLからS.A.Cと様々な作品がありますが、特徴的なのはそのどれもが独立した作品であることですね。この会見でもコメントされていたように、まず原作である士郎正宗の攻殻機動隊、次に押井守のGHOST IN THE SHELL、そして神山健治のS.A.Cとすべてが異なる作品。今回は第四の攻殻機動隊として黄瀬監督のARISEとなっています。

攻殻機動隊 (1) KCデラックス

まぁ正直なところ、ここまで感動した漫画もないかもしれません。本当に何か人生の１冊として選ぶ漫画としたらこの作品しかないでしょう。普通ではあり得ないレベルでの描きこみ、そして作者の知識量、そのどれもが感動するレベルです。世にSF漫画はたくさんありますが、この時代にこの域に達していたというのが信じられない。

映像化された作品の中ではやはり神山健治監督のS.A.Cははずせません。この作品がなかればおそらく出会うこともなかったでしょう。若い世代なんかはほとんどがここからだと思います。とはいってもどの作品も作った人の個性が非常に強く出ていて、他の作品では中々楽しめないメディアミックスにはなっています。押井守のイノセンスなんかは本当に押井守らしさ全開でハッキリいって普通の人にはとても勧められませんが、面白いです。ARISEは制作会社がプロダクションIGである以外は声優も含めてほとんど一新されていて少し寂しい感はありますが、非常に楽しみです。

いや、本当にこれを見ていないなんてアニメ好きならもったいないのでARISEで興味を持ったら是非過去のシリーズも見て欲しい。