『僕らはみんな河合荘 4巻』 宮原るり

僕らはみんな河合荘 4巻 (ヤングキングコミックス)
シロさんが実は結構イケメンだった。そんな4巻でした。うん、まぁなんかそんな設定だと思ってました笑。

今回も新しい登場人物が何人かチラホラ現れました。変化はいろいろあっても、律ちゃんの可愛さに変わりはありません笑。麻弓さんの高校生時代の可愛さも反則的でした。最後に出てきた陽子さんの、いい会社なんだけど、変なひいきもないし、実力重視で、だからキツいってのは中々悲しい事実ですよね。普段は現実に不満を持ち、正しさや平等であることを望むけど、本当にある正しい世界って普通に辛いんだもん。


この河合荘っていう日常空間を楽しむマンガではありますけど、きちんと「それには終わりがあるんだよ」と釘を刺してきたのがこの巻でもありました。正直なところ終わらない物語よりはこうやって終わりを示唆してくれる方が好みなので普通に良かったですね。恋愛ラボしかり、変わらない人間関係の空間をやる人ではないのは知ってましたけどね。