『エンド・オブ・ザ・ワールド 地球最後の日、恋に落ちる』 ナチョ・ビガロンド監督
でもね、サブタイトルの「地球最後の日、恋に落ちる」っていうのはこれよりもあっちのがあっている気がする。地球最後の日というにはあまりに対照的な作品なのに、ラブコメであるのはどちらも一緒。地球最後の日が、隕石落下によるものなら、こちらは巨大なUFOの襲来がそれにあたる。でも、不思議なほどにUFOは舞台装置として以上は機能することがない。実際、巨大なUFOがただ現れて何もしないというのはそんなに珍しい話でもない。
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最後の日に運命の人と出会うっていうのは、ある意味必然で、もう明日がない世界で一緒にいたい相手なんてそんな人以外あり得ない。だからこそ、皆がそのために頑張る。制約がないっていうのは皆がやりたいことを追求するってことですからね。それがただ一人の女の子を皆で取り合うっていうスケールの小さい話でも笑。
どうなんでしょう?ラストの主人公たちがUFOを眺めるシーンはとても好きでした。オチとしては悪くないけれど、話としては長すぎるというのが残念なところでしょう。