『アフターアース』 M・ナイト・シャマラン監督


ウィル・スミス親子の地球冒険記。

人類は何度地球をダメにしたのかもう分からない今日この頃ですが、今作は地球環境の悪化から、地球脱出を行い他の惑星へ移住をした人類のお話です。うむ、地球脱出ができる人類って結構珍しいというか、その脱出のタイミングにそれだけどリソースを用意できるって正直かなりのレアケースだとは思うんですよね。これの不思議なところは、脱出先には先住民のエイリアンがいて、人類は優勢なのか劣勢なのかイマイチわかりかねる設定。ただ見る限りにおいてそこまで余裕があるとは言えない感じでした。彼らとの総力戦にはなっていないのもある意味凄い。

あるトラブルからその捨て去った母星に不時着する。その際に分解した機体の救命ビーコンを回収するために人類が去って1000年の地球を歩く。基本的にテーマは恐怖とどう対峙するか?なのですが、うーん…。さらに親子モノの要素がメインにあるのですが、とにかく微妙。SF的には面白い要素がないばかりか、せっかくの未開の地球を歩くのにも関わらず、特に目新しさもなく、ニンジャのようなスーツも??な感じですし。


うん、面白くない。