『日日是好日』 大森立嗣監督

日日是好日

茶道を習うお話なんですけど、結構好きでした。

 

四季を感じる庭って良いよなーとか、季節の空気感、温度、雨音、光の差し込み、みたいな感じることの素晴らしさを教えてくれる作品。「すぐに分かることと、すぐには分からないことがある」っていうセリフにあるように、自分が今感じていることも、また違うように感じられる瞬間が後であったりする。この感じるってことが、案外忘れられがちというか、茶道のシーンなんかでも「考えちゃダメ、体で覚えるの」「習うより慣れろ」って言葉があるように、考え過ぎちゃうと、分からないことって確かにあると思う。

 

じんわりと染み入る感じの映画ですが、良かったです。