トータル・イクリプス 第01話「帝都燃ゆ(前編)」

ちょっと1話では感想を書かないでおこうと思っていましたけど、我慢できなくなったので書きます。割と長いです(笑)

※ネタバレ全開かつ他の関連のシリーズ(オルタ等)に関しても触れています。



まぁ冒頭の古臭い感じは今後もそうなんだろうと、突っ込まないことにします。全体に漂うあえて時代の流れを読む気がない感じのことはなんかのインタビューなどで、あえて今風にしないことで、長く消費できる作品にしたいみたいなことが書いてありました。ジブリとかの絵柄が、あとの時代になっても古くささをあまり感じさせないのは、その時代に合わせた絵柄ではないといこともあるというのは納得のできる話。今の時代性を意識しすぎた絵柄は時が経つほど古くさく見える。けど、まぁエウレカセブンとか見るとあーいう感じでいいのになぁ…なんて思ったります。


一話の構成ってネット上の感想なんかでよく見るけど、かなり「トップをねらえ!」を意識した話なのは確かでしょう。別に教官も女性でいいのに…なんてまりもちゃんが大好きな私は思いますけど、男だと、たしかにトップをねらえっぽくなります(笑) でもこういう機体整備のシーンとか見るとアニメ化して良かったなーって思います。また訓練中の事故死がある辺り、その辺での妥協はなさそうで安心です。死ぬのが良いとか悪いとかじゃないんだけどね。でもそれがなかったらこのシリーズ足り得ないので。



最初にオリジナル回として京都防衛戦を選んでくれたのは原作組としては嬉しい限りです。Twitterなどの先行上映組の感想見てたら、もしかして、1&2話は明星作戦をやるんじゃないか…!?なんて思ったりしました(笑) でも冷静に考えたら、あの話は物語の根幹に関わる話が多すぎるので、TEで明星作戦をやるはずはなかったですね。ただあれだよね、支援砲撃の描写がないとなんだか物足りない。戦術機だけで戦闘に勝利できるわけではないので支援砲撃の重要性についてはきちんとやってほしいなー。


BETAは案外、CGを使うと思いきや、1話の段階では併用もしくは作画の両方(?)みたいです。BETAの脅威とは数によるものなので、おそらくはCGがメインになるんじゃないかと思うんですが、戦術機と違い、こっちはどちらが良いとは描写を見ないとなんとも言えないですねー。



戦術機はサテライトで良かったです。完全に満足なクオリティではないけど、でも動いている戦術機が見れるだけでも嬉しいもんです。こういうCGのロボットもので重要な欠損表現もきちんとやっていたので、戦術機はいい感じに壊れてくれそうです(笑) まだ第一世代機しか登場していないないので他が早く見たいですね。初見の人なんかは激震が格好良く見えたかどうかは分かりませんけど、まだ希望は捨てないで下さい、第二世代以降の方がカッコいいです。あと個人的には戦術機に関しては、やっぱり米軍機のストライクイーグル系列の機体が好きなので、来週はたぶん登場するであろう米軍もしくは国連軍が楽しみです。



主題歌は…やっぱり倖田來未はダメかも。

signs ~朔月一夜~ トータル・イクリプス盤

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EDの栗林みな実のほうは好きなので、まぁ気にしないことにします。



来週ですが、このメンバーで生き残るのは唯依だけでしょう。 他の作戦でも初陣の兵士が生き残れる可能性は死の八分が示すように限りなく少ないのに、日本がBETAに上陸されたときの、圧倒的な不利な条件下での京都防衛戦で生き残れるはずもない。


これでもまだ自重しているなんて、酷いファンですね(笑)まぁここまで愛してる作品がアニメ化されると、いろいろ言いたくなるもんです。1話での評価は保留というのが私のスタンスです。もともと個人的にはPVを見た時点から自分がすごく満足できることはないだろうことは分かっているので、2話の戦闘シーンが満足できたら、BDは買わせて頂きます。でもこの1話を見てるとTEなんてどうでもいいから、どれでもいいからハイヴ攻略戦を是非アニメ化して下さい!!